しょーもない理由、初恋の最期

「初恋は実らない」。この言い伝えはあながち嘘ではないです。
私は小学生の頃、1人の女の子に恋心を抱きます。
髪が長く眠たそうな顔をしている子で、席が隣になったとき親密になります。
それ以来、彼女に気に入られようと彼氏気どりです。
好感度が上がることを何でもし、徐々に彼女との距離を近づけます。
しかし、一瞬にして努力がムダに終わります。その原因は、牛乳です。
給食に出てくる牛乳を、私は友達と一緒に早飲み競争をしていた時期があります。
あまりの楽しさに、人目を気にせずがぶ飲みします。
飲み終わった際、げっぷをして満足感に浸るのが最高の瞬間です。
そんなある日、いつものように早飲みをします。それを見ていた彼女から、思わぬ発言をされます。
「汚いから止めろ」。その発言に度肝を抜かれます。
おとなしい彼女が、いきなり男口調で私を一喝したのです。周りの友達も呆然とし、みんなで謝ります。
それ以降、彼女は私から離れます。牛乳1つで、私の初恋は終了です。
若気の至りとはいえ、フラれるのは辛いとよく実感した瞬間です。