埼玉の地域に吹き下ろす風の特徴

埼玉に吹く風は、季節を通じて大きく変わる性質があるため、県民は暮らしの中で様々な対処をしてきました。秋から春先にかけては、北西からの季節風が吹くことが多く、洗濯物に砂埃が付きやすい状態になります。砂埃で洗濯物が汚れては困りますから、この地域では風を読むことが欠かせません。

 

北部地域では赤城おろしの空っ風が特に強く吹くため、自転車で移動する場合には大変なことになります。埼玉で冬のサイクリングをする場合には、風の計算をして、向かい風の問題を軽減させることが欠かせません。

 

北部にある住宅では、空っ風に対抗するために屋敷林を植栽する伝統があります。櫛引台地や本庄台地に加えて、熊谷にある荒川扇状地の地域でも同様です。利根川右岸の妻沼や加須などの地域においても、冬の強風に対処する伝統があります。夏場については、冬とは違って南東の温かい風が吹きやすいことから、熊谷を中心にして暑さが厳しくなることが知られています。